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     4月15日 東京

   東京MX抗議デモに120人

  
  デマで沖縄への偏見をあおるな


  
 四月十五日午後一時、新宿駅東口前で「デマで沖縄への偏見をあおるな! 東京MX『ニュース女子』はおかしいぞ! 新宿デモ」がはじまった。行動を呼び掛けたのは、「沖縄への偏見をあおる放送をゆるさない市民有志」だ。呼びかけに応え、約百二十人が集まった。
 MXテレビは一月二日、「ニュース女子」なる番組のなかで、沖縄・高江のヘリパッド建設に対する抗議行動に対し、およそ報道とはかけ離れたデマ宣伝をおこなった。「反対派は機動隊に暴力を振るう危険な集団」「救急車を止めて現場に急行できなくした」「日当を貰っている」などデタラメで悪質極まりないものだ。たたかう沖縄人民を侮辱するものだ。こんなデマと憎悪煽動が公共電波で垂れ流されたのを許していいのか、という思いで首都圏在住の市民が立ち上がり、MXテレビ本社への抗議行動を積み重ね、今回初めてデモを行うに至った。
 デモ出発に先立ち、集まった市民からは「こんな番組を放置したら、沖縄の非暴力・不服従の運動がなかったことにされてしまう」等、憤りを込めた連帯アピールが相次いだ。沖縄から電話のメッセージも寄せられた。「番組は、沖縄への差別と侮辱に満ちたもの」「辺野古や高江で座り込みをしている人は、親を日本軍や米兵に殺された被害者であり、その思いに共感した人たちだ。東京のみなさんにも考えてほしい」。
 デモは新宿の道行く人々の注目を浴び、沿道で撒かれたチラシは次々と受け取られていった。
 MXテレビは今に至るも謝罪も訂正もせず、居直っている。市民有志は今後も隔週でMX本社への抗議行動を続ける。連帯しよう。

 

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