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     6・11 東京

   反治安法・反基地運動団体が交流集会

  
  共謀罪阻止、反戦掲げ銀座をデモ行進
      
    

   

 六月十一日、東京・新橋のニュー新橋ビル地下二階ニュー新ホールにおいて「ブッとばせ!共謀罪 基地強化もオスプレイもゴメンだ! 6・11銀座デモ」が同実行委員会の主催で開催された。会場には、反戦反基地や、共謀罪反対をたたかうさまざまな団体が結集し、会場は百二十名余で埋め尽くされた。
 午後一時半すぎ、「五月二十一日、自衛隊法改正が国会を通ってしまった。米軍再編と一体に自衛隊の再編も進行している。この動きと一体なのが共謀罪の新設だ。このことに反対していこう」という司会のあいさつで交流集会が開始された。
 はじめに共謀罪創設反対百人委員会が発言に立った。共謀罪は「二百七十七の犯罪にしぼった」と言っているが、実際は三百十六ある。それは、一項二項と二つの犯罪用件を一つにまとめているということからしても、問題がありすぎると徹底的に批判した。そして、六月十二日から国会前で、共謀罪反対を掲げたハンストに突入することを明らかにした。
 つづいて、反基地団体からパトリオットミサイルはいらない習志野基地行動実行委員会、平和の声・ネットワーク入間、すべての基地にNO!をファイト神奈川と発言がおこなわれた。
 辺野古への基地建設を許さない実行委員会からは、昨6・10国会包囲行動で沖縄辺野古新基地建設阻止と共謀罪新設阻止を掲げ、一万八千人が結集してたたかいぬいたことが報告された。
 そして、バスストップから基地STOPの会、立川自衛隊監視テント村、戦争・治安・改憲NO!総行動実行委員会などから反戦反基地、差別排外主義とのたたかいが報告された。
 交流集会終了後は、新橋駅前に結集し、そこからデモ行進がおこなわれた。午後三時過ぎ、新橋駅から出発。東京電力本店前に差し掛かると、原発再稼働反対のシュプレヒコールをあげた。そして、銀座を通って沿道の市民に、共謀罪反対、反戦反基地のスローガンを訴え、東京駅近くの公園までのデモ行進を貫徹した。


 

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