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     6・12 東京

   総行動実が共謀罪阻止かかげ

   参院議員会館前でハンスト決行
          

   

 六月十二日夕刻、参議院議員会館前において「戦争・治安・改憲NO! 総行動実行委員会」(総行動実)呼びかけの、国会前ハンガーストライキ(ハンスト)突入集会が開かれた。
 共謀罪制定強行を阻止し、廃案に追い込むための直接行動として、三名の仲間が参院議員会館前に座り込み、二十四時間体制でのハンスト闘争に立ち上がった。このたたかいに呼応し、およそ八十名のたたかう仲間がこの闘争への支援・激励へと駆けつけた。
 午後五時より、国会前ハンスト闘争突入集会が開催された。
はじめに、道を一本隔てた国会議事堂に対して、参加者全員で「共謀罪の制定を許さないぞ!」「強行採決を阻止するぞ!」などのシュプレヒコールを叩きつけた。
 つづいて、共謀罪に反対する学者や弁護士から、ハンスト闘争への激励や連帯のあいさつ、ハンスト実行当該三名からの決意表明が行われた。
 その後も「戦争に協力しない! させない! 練馬アクション」、都教委包囲首都圏ネット、「戦争法廃止・安倍倒せ! 反戦実行委員会(反戦実)」、九条改憲阻止の会、山谷労働者福祉会館、救援連絡センター、争議団連絡会議の各代表による連帯発言が行われた。
 反戦実の代表は「安倍政権の策謀を打ち砕く大衆的決起が今こそ求められている。ハンスト闘争が発火点となり、たたかいの高揚を切り拓いていこう。安倍政権とたたかう新たな反戦・反基地・反治安管理のたたかいを共に生みだしていこう」と語った。また、別グループからの飛び入りでの連帯アピールも行われた。
 最後に今後の行動提起が行なわれた後、集会参加者全員で再度国会に向け「現代版治安維持法=共謀罪反対!」「一切の治安立法を許さないぞ!」などのシュプレヒコールを叩きつけて集会は終了し、ハンスト当該と支援者は座り込み、宿泊体制へと移っていった。

 

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