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     6・17 東京

   米軍横田基地反対、オスプレイ配備阻止

   120人が結集し集会・デモ
      
    

   

 六月十七日、東京全労協はじめ労組員・地元市民の百二十人が結集して、戦争のできる国づくりに突き進む安倍政権の横田オスプレイ配備、そして共謀罪新設に抗議する集会・デモが福生市で行われた。
 この日の集会は、主催の実行委員会が、在日米軍基地の撤去とCV―22オスプレイ横田配備阻止、そしてオール沖縄の米軍基地反対闘争と南西諸島への自衛隊基地建設反対闘争に固く連帯する行動と位置付けたもので、この四年間で五回目の取り組みだ。
 二年前の五月に日米両政府は米軍横田基地にCV―22オスプレイ十機を配備し、本年後半までに三機を配備すると発表していたが、突然本年三月理由を明らかにしないまま配備の三年延長を発表してきた。しかし現実には、MV―22オスプレイが横田基地に飛来する回数が増え、この三月五日から三月二十二日のわずか十八日間に百回を超える離発着が繰り返されている。
 そして、横田基地での米軍パラシュート降下訓練は、過去五年間で毎年二百~五百人であったものが、今年は既に三百人を超え、しかも物資投下訓練まで始められている。また、日米共同演習が強化される中で、自衛隊木更津駐屯地では米軍オスプレイ整備が開始されている。横田に配備予定のCV―22オスプレイは特殊部隊の暗殺兵器であり、横田基地が特殊作戦の司令部として、さらにミサイル防衛司令部として機能強化されていくことは間違いない。
 福生公園での集会は午後二時から始められた。まず主催者挨拶として、実行委員長の東京全労協議長が「オスプレイ配備の三年延長発表は、必ず横田配備するという米軍の意思であることは明らか。配備断念までたたかおう」と訴えた。
 連帯挨拶として、①横田第九次訴訟団・横田基地をなくす会、②沖縄一坪反戦地主会関東ブロック、③神奈川県央ユニオン、④横田基地撤去を求める会、そして⑤岩国・愛宕山を守る会代表世話人の連帯メッセージの代読があった。
 次に決意表明として、①東水労三多摩地協、②東京労組、③東京中部全労協、④東京清掃労組、⑤全労協青年委員会から発言があった。
 最後に、決議文採択と団結ガンバローを行ったあと、午後三時に横田基地へ向けデモに出た。
 デモ隊は第五ゲートを経て、第二ゲート前で、在日米軍第五軍軍司令官マルティネス中将宛の「要請書」を手交しようとしたが、米軍はゲートを閉ざしたまま係官はじめ誰も出て来ない。沖縄連帯の決意を明らかにした「要請書」をフェンス越しに投げ込んで、デモ隊全員で徹底弾劾のシュプレヒコールをおこなった。そして、空自総隊司令ならびに横田基地司令宛ての「要請書」は、第二ゲート前交差点に出向いてきた担当者に手交した。この日の闘争参加者たちは、全体約一時間のデモを福生駅前で締めくくった。


 

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