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     6月 各地

   全国で6月AWC国際連帯運動が成功
      
    

   

 ■6・17 京都

 米・ANSWER連合からゲスト

 トランプ政権の登場と民衆の闘いをテーマに講演


 六月十七日、午後二時から東山いきいき市民活動センター集会室において、六月アジア共同行動京都集会が開催された。集会名称は、朝鮮半島・東アジアでの戦争を許さない!6・17京都集会~アメリカからANSWER連合を招いて~であった。この集会には、アメリカからカレー・マロットさんが参加した。
 集会は、アジア共同行動・京都の代表の瀧川順朗さんの主催者あいさつの後、二部構成で行われた。第一部は、「トランプ政権の登場とアメリカ民衆の闘い」をテーマに、カレー・マロットさんの講演と質疑を中心にしたものであった。カレー・マロットさんは、トランプが大統領選挙に勝利した背景として、アメリカにおける貧富の格差の拡大、階級矛盾の深まりをあげ、これまで民主党に投票してきた貧困層やマイノリティーが大量に棄権したことを説明した。トランプは、このようななかで排外主義を煽り、新自由主義のもとで犠牲になってきたと感じる層を取り込んで勝利したことを提起した。そして、ANSWER連合は、民主党も共和党も民衆の利益を代表しないなかで、反資本主義・反帝国主義を掲げ、「抵抗のための民衆議会」の設立を呼びかけていることを説明した。
 集会の第二部は、「朝鮮半島・東アジアでの戦争を許さない!今こそ国際連帯の旗を掲げよう!」をテーマとして、緊迫する朝鮮半島・東アジアの情勢のもとでの決起集会として開催された。アジア共同行動・京都からの訴えに続いて、米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会、NO BASE!沖縄とつながる京都の会、若狭の原発を考える会、AWC関西青年部、岩国・労働者反戦交流集会実行委員会からのアピールが行われ、また日韓の共同事業として行われている非正規労働者生活実態アンケート調査への協力の呼びかけが行われた。
 この集会には約六十五人が参加し、最近のAWC京都の集会としては最大規模の集会となった。京都からだけではなく、京阪神地域のAWC関係の仲間が参加した。また、京都の左派労働運動関係からも参加した。しかし、大衆的な広がりを形成したのは、米軍Xバンドレーダー基地反対運動や高浜原発再稼働阻止闘争をAWC京都として推進することによって結びつきを深めてきた活動家たちの集会への参加であった。
 内容的には、トランプ政権の登場という衝撃的な事態のもとで、ANSWER連合が事態をどのようにとらえ、いかに闘おうとしているのかを知る良い機会となった。ここに関心をもち、新たにこの集会に参加した人々が何人もいたと思われる。ANSWER連合の発言で印象に残ったのは、「民衆の抵抗議会」の組織化であった。トランプ政権に対抗するための綱領・戦略をねりあげ、それを実現するための主体を編成していく努力であり、「民衆の権力」を形成していく努力だと見ることができるであろう。それはまた、韓国の「ローソク革命」が突きあたり、内包した課題と共通している。日本の「総がかり運動」もまた、アメリカや韓国の民衆の闘いにくらべてはるかに立ち遅れてはいるが、この「民衆の権力」の形成という課題を萌芽として内包していると言える。



 ■6・24 東京

 朴槿恵打倒した韓国民衆のろうそく革命の意義について講演

 THAAD配備反対米軍大使館抗議の取り組みも



 六月二十四日、東京・渋谷区勤労福祉会館において「激動する朝鮮半島情勢と韓国民衆の闘い/6・24AWC首都圏集会」がアジア共同行動首都圏の主催で開催された。
 この集会は、アジア共同行動日本連の六月AWC集会の全国各地の取り組みの一環として開催された集会だ。首都圏集会では、AWC韓国委員会から二名のゲストを迎え、朴槿恵政権を退陣に追い込んだ韓国民衆のたたかいを中心に、講演を受けた。
 午後五時半すぎ、司会のあいさつで集会が開始された。はじめにAWC日本連共同代表の鴨居さんがあいさつをおこなった。
 つづいて、AWC韓国委員会のゲストの二人から、それぞれ韓国情勢についての講演を受けた。
 ろうそく革命と言われる韓国民衆のたたかいが朴槿恵政権を退陣に追い込んだ経過を明らかにし、労働者の立場から見たろうそく革命の評価について、ゲストは以下のような要旨で語った。
 ろうそく革命の特徴の第一は、参加者数が歴代最大規模でたたかわれた。延べ人数は千六百万人を超えている。第二に、夜間に行われたろうそく集会とデモだったが、平和デモとして進められ、青瓦台(大統領府)の前までデモ隊が接近したことも初めてのことだった。第三に民衆の自発的な参加の中で、韓国社会の構造的な問題を議論する大衆直接民主主義の広場になったことである。第四に、民衆の力で政権を退陣させたことである。
 一方で、ろうそく革命の限界についての評価も語った。第一に、ろうそく革命の主体である民衆が勢力交替の中心に立てなかったし、相変わらず議会主義と代理主義の保守政治勢力による政権交替に留まった。第二に、労働組合と労働者の隊列がゼネスト等によって闘争の中心に立つことができなかった。第三に、結局のところ財閥中心の韓国資本主義体制を根本的に変革できないまま、権威主義政権から自由主義改革勢力へと政権が交替させられるに留まった。第四に、文在寅政府の積弊清算の試みが当分のあいだ国民的支持を得るなかで、構造的矛盾を克服しようとする労働者民衆の闘争は、もうしばらく困難な条件に陥る見通しだということを語った。
 講演は、「文在寅政権に対する労働者の立場・評価・要求」「日韓軍事情報包括保護協定、サード配備、韓米日軍事同盟」「朝鮮半島での軍事的緊張の高まりと日韓民衆の平和のための闘争」と広範な内容でありながらも、的確な情勢分析とこれからのたたかいの方向性を明らかにする内容であった。
 一時間半にわたる講演後、休憩をはさんで、質疑応答に移る前に、AWC首都圏事務局より、岩国基地強化反対運動をたたかう岩国市民を支援する、のぼり旗基金カンパの訴えがおこなわれた。
 質疑応答では、会場の参加者から、韓国民衆のたたかいに学び積極的に連帯しようとする姿勢についての質問や意見が活発にだされた。
 質疑応答につづいて、今回韓国から三人が訪日するはずだったが、日本政府・入国管理局による入国拒否弾圧により一人が訪日できなかったことに対する抗議声明が読み上げられ、参加者全員の拍手で採択された。
 集会の最後に、AWC首都圏のこれからの運動方針案が力強く提起され、参加者全員の拍手で確認され、集会は終わった。



 ■6・25 九州・山口

 韓国ゲストの入国拒否弾圧跳ね返し集会が成功


 六月二十五日、AWC九州・山口主催による国際連帯集会が北九州市で開催された。集会は、「トランプ・安倍に負けない 私たちの平和のために」と題して、韓国ゲストを迎えて開催された。
 集会では、冒頭に司会からこの六月各地区集会に参加を予定していた韓国からの仲間が入国拒否にあうという政治弾圧に対して、AWC日本連の緊急弾劾声明が読み上げられ、弾劾と、この不当弾圧をはねのけて集会の成功を勝ち取ることを参加者全員で確認し集会は開始された。
 今回、メインの講演である韓国ゲストからは、朴政権を退陣へと追い込んだ歴史的なロウソク革命の経過ならびに労働者の立場から見たその評価、さらに新たに登場した文政権に対する労働者の立場、評価、要求などについて詳しく報告された。
 朴政権を退陣へと追い込んだ今回のロウソク革命では、韓国の階級闘争史上最大規模の千六百万人がデモに参加し、初めて青瓦台の前までデモ隊が肉薄し、これに対して警察権力が手出しできなかったことなどが詳しく報告された。まさに、巨万の民衆の決起があるならば権力弾圧を粉砕することができるし、政権を打倒することができるということをまざまざと指し示したのだ。
 一時間にわたる講演ののち、会場からは様々な質問が行われた。韓国の最低賃金をめぐる現状や今後の文政権に対する労働者の取るべき方向性など次々と質問が発せられ、予定の時間内にすべての質問を終えることができないほど、活発な質疑応答が行われた。
 続いて、連帯発言として三氏から安倍政権と対決していく焦眉の課題について発言が行われた。まず、AWC福岡の仲間からは厚木空母艦載機の移駐が迫る岩国基地をめぐって岩国現地住民からの連帯メッセージの代読ならびにのぼり旗基金への協力と現地行動への参加の呼びかけが力強く行われた。続いて、北九州ユニオンからは福島原発被ばく労災損害賠償裁判への支援と支える会結成集会への結集が訴えられた。最後に工事が再開された沖縄辺野古への土砂搬入を阻止しようと立ち上がっている「辺野古埋め立て土砂搬出反対北九州連絡協議会」の方から、工事再開を弾劾し土砂搬出が最も多いとされる門司からの搬出阻止にむけた固い決意が表明された。
 集会には、韓国階級闘争史上歴史的なロウソク革命の実態について日本の新聞報道では知ることのできない生の声を聞こうと北九州のみならず近隣の県からの参加もみられた。初めての参加者からは、「現場の活動家の意見とたたかいの現実を聞けて大変良かった。集会で配布された資料を仲間にも読んでもらうつもりだ」といった声も聞かれ、韓国情勢に対する関心の高さを示していた。
 集会の最後に、韓国ゲストを囲み集合写真を撮影し、明日からのたたかいの前進を誓い合って集会を終えていった。



 

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