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     7・10 東京

  総行動実が共謀罪廃止・改憲阻止掲げ集会開く
          

   

 七月十日午後六時三十分より、文京区民センターで、「戦争・治安・改憲NO! 総行動実行委員会」(総行動実)主催の、「ブッとばせ! 共謀罪 反戦・反改憲のうねりを創りだそう! 7・10集会」が開催され、百名強が結集した。
 はじめに、二団体が連帯あいさつを行った。沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの大仲さんは「辺野古においては、先日ゲート前のテントが強制撤去され、炎天下での厳しいたたかいを強いられている。二百名以上の人々が座り込みに参加すれば、工事車両の搬入を阻止できる。辺野古現地にかけつけて新基地建設を絶対に阻止しよう」と語った。
 日韓民衆連帯全国ネットワークの尾澤さんは、「朝鮮民主主義人民共和国のICBM発射という事態に対して、日米韓の軍事的対抗の動きが活発化している。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、米韓安保体制のもとTHAAD配備容認の姿勢を示した。これでは前の右派政権時代と何ら変わらない。朝鮮半島の軍事的緊張関係の根底には、朝鮮戦争がまだ完全には終わっていないことにある。朝鮮戦争を最終的に終わらせるために恒久的平和条約を作っていかなければならない」と語った。
 次に破防法・組対法に反対する共同行動の石橋さんが主催者あいさつを行った。石橋さんは「共謀罪成立によって、敵である安倍政権・警察権力に大きな武器を与えてしまった。迫りくる弾圧強化に対して、早急に体制を整えなければならない。安倍は都議選での大惨敗にもかかわらず、改憲を推し進めると宣言した。反改憲のたたかいをこの八団体が力を合わせておし進めていこう」と語った。
 つづいて富山大学元教員の小倉利丸さんから「共謀罪新設攻撃をはね返し、どのような運動を構築するか?」と題する、約一時間の問題提起が行われた。その後の質疑応答も活発に行われた。
 その後、破防法・組対法に反対する共同行動、都教委包囲首都圏ネットワーク、心神喪失者等医療観察法(予防拘禁法)を許すな! ネットワーク、集団的自衛権法制化阻止・安倍倒せ! 反戦実行委員会(反戦実)、戦争に協力しない! させない! 練馬アクションが、今春期の各領域でのたたかいと以降の取り組みについて、それぞれ発言した。
 つづいて反戦実の松平さんが集会のまとめを、そして救援連絡センターの山中さんが行動提起を行った。
 最後に「共謀罪を廃止するぞ!」「監視社会を許さないぞ!」「憲法改悪を許さないぞ!」などのシュプレヒコールを全体で唱和して集会は終了した。

 

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