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     7・28 沖縄

    オスプレイパッドの運用強行を許さない!

      集会に200名結集
          

   
 七月二十八日午前十一時より「住民無視・高江ヘリパッド運用抗議集会」が、東村米軍北部訓練場(キャンプ・ゴンザレス)メインゲート前で開催された。主催は、高江住民の会や連絡会等で構成するオスプレイヘリパッド建設阻止高江現地実行委員会である。集会には約二百名が結集した。
 高江では今年七月一日から工事が再開された。日米両政府は昨年十二月二十二日「北部訓練場返還式典」を華々しく行った。昨年七月十一日、参議院選での伊波洋一氏圧勝(自民党現職大臣島尻安伊子打倒)の翌日から、安倍政権が「本土」派遣の大量の機動隊と自衛隊ヘリなどを総動員してオスプレイパッド建設を強行してきたことが思い出される。連日の攻防戦の過程で、山城博治沖縄平和運動センター議長などの不当逮捕・長期拘束も強行された。だが実際にはオスプレイパッドは未完成のままである。しかし、七月十一日に米軍は、地元への説明も通告もなしに、N1とHのへりパッドでオスプレイの離発着訓練を強行したのだ。さらに午後十時以降も集落の上空での訓練を続け、住民の生活を破壊している現状にある。
 こうした中、高江オスプレイパッド建設の断念とオスプレイの撤去を求めて抗議集会がもたれた。高江住民の会の宮城氏の司会進行で、冒頭住民の会の儀保氏から、ヘリパッドの持ち込み芝生によって外来種(キキョウソウ)が持ちこまれ、やんばるの豊かな森が危険にさらされていることを暴露し、高江のたたかいはまだ終わっていない、辺野古と連帯して今後もたたかい抜く、と決意が表明された。また、高江連絡会の間島氏も、G地区への進入路工事を止めるため創意工夫したたたかいを続けている、昨年のたたかいを継承し、運用停止とオスプレイ配備撤回まで粘り強くたたかおう、との訴えがなされた。
 集会では、支援の沖縄平和運動センター、沖縄平和市民連絡会、沖縄統一連の代表および伊波洋一参議院議員(沖縄の風)から連帯あいさつを受けた。また、島ぐるみ会議東・大宜味・国頭の三村代表もマイクを持ち、やんばるの森の世界遺産登録運動と軍事基地は共存しない、「県民の水がめ」を守るためにも北部演習場全面返還に向けてたたかいを強化するという熱い決意表明がなされた。
 参加者は最後にメインゲート前に移動、基地と対峙して、オスプレイ運用停止、北部演習場撤去、辺野古新基地阻止のシュプレヒコールを行い、この日の行動を終えた。

 

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